2007年04月04日

進歩的な跳躍の観察

何かネタはないのかと古いファイルを探していたら

書きかけのが出てきました。

全然かけてなかったので

今やっと筆をまた手に取ることができました。

結構一回でまとまるかなと考えていたら

全然書けなかったです。ちょっと甘く見てました。

全国の小説書いている人かなりがんばっているんですね。

かっこういい!!

ではなんか観想いただけると

もっそい嬉しい!!!

あと何かヒントくれると

天然水色に染めて勝手に自分で考えたように

使わせていただきます。どうぞ

 

 

 

昔話と言うのは現代受け継がれている日本の文化である。

どんなに年代が離れていても「金太郎」のすごさには話に花が咲くものだ。

「あのまさかりがたまらない」とか

「結局金太郎って前掛けだけジャン」とか

すばらしいの一言である。

子供に読み聞かせるにはまず絵本

その主役となるのがまずは「日本昔話」である。

 

ただ諸説にも改訳があるように

だんだんと現代の表現にむかしばなしがついていけてない。

それどころか「古い」の一言で

ほかの絵本に逃げられたら日本が改革されてしまう

そんなことではまずだめだ!!

根本的に私が改訳せねば!!

 

 

 

 

 

『桃太郎(ver.2)「〜死ぬまでに一度会いたい人がいる〜」』

 

むかしむかしある所にお爺さんとおばあさんが

平凡な田畑が連なる山村にご近所さんと一緒に楽しくかつ大胆に過ごしておった。

その大胆ぶりはご近所でも有名で

「ハットリ」と呼ばれるぐらいだった。

そんなお爺さんとおばあさんが古くからの風習であった

山へ作物の手入れと庭の芝刈りに

おばあさんは川へ洗濯に。

それぞれ決められたノルマを守るべく

しっかりと働いておりました。

 

そんなある日

いつものようにおばあさんは川へ洗濯へと

もう融通も利かなくなったか細い足で川岸へ行こうをしていたときでした。

 

どっぶらこ〜

 

どっぷらこ〜

 

と川上から大きな桃がところ狭しと流れ落ちてきます。

正直川幅が狭かった・・・。

しかも急流だった

 

しかしおばあさんの好物は桃

それはもう溢れんばかりに食いたいと

日々嗜んだ生活を送りながらも切実に思っていた夢

 

おばあさんは決心しました

 

「おら 食ぅ」

 

半ば力むことすらできない体で

生涯ここぞとばかりに力を入れまっすぐに手を伸ばしました

 

桃を受け入れる準備は完了

頭の中ではスウィートなデザートのレシピでいっぱいです。

 

ムフフな妄想に優越する暇も無く

桃までの距離は一馬身半

眼前に桃が見えたところで我に返ったおばあさんは結構重大なことに気がつきました

 

こんなか細い右腕で

あんな・・・たとえるなら

野球漫画のピッチャーみたいな桃を受け止められるのであろうか

 

 

イヤ!!断じて答えはNOだ!!

 

 

急流からもし伴宙太が転がってきたとする

それを受け止めようにも触れた瞬間に

私の右手はいともたやすく折れてしまうだろう

そんなことではだめだ

桃は受け止められない

 

精一杯広げた右手を

おばあさんは静かに下ろした

 

 そしてゆっくり立ち上がり

急な川に足を沈めた

 

肩幅まで足を広げ

桃をめがけて両手を前に突き出した

 

バァァァッン!!と空気が裂ける音がした

 

グゥ・・と嗚咽も混じった声がでた

 

水に足が救われそうになりながらも

右肩を内側に入れ、腰を落とし

精一杯の力を振りしぼり

川外へはじき出した

 

ゴロリ

と鈍い音を立てながら

優越と達成感に浸る間もなく

桃と共に崩れ落ちたおばあさん

 

だけど不思議と痛くは無かった

むしろ暖かかった

 

何故?と思い

目を開けると心配そうな目をしたおじいさんが

音を聞きつけてやってきていたのだ

 

「おじいさん・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「おじいさん・・ノルマは終えたのかい?」

 

おじいさんは心配そうな顔をしながらも

ほくそ笑んでこう言った。

「あぁ二日分な、明日はお前とゆっくりできる。さぁ帰ろう

腹が減ったよ」

 

 

「おじいさん・・・」

 

 

何年ぶりだろう

おばあさんは涙を流した。

やさしい言葉に涙が出た。

 

足は擦り切れ、手はあざだらけになりながらも

こんな無茶をした私を叱りもせず

2日分もノルマを終えた体で

ココまで心配になって走ってきたおじいさん

 

ありがとう

 

こんなに大切な人に出会えてよかった。

貧しい家庭で子供もいないけど

何一つ不自由なく暮らせていけたのも

この人のおかげなのだと

そりゃぁ辛いときも悲しいときも時には爺さんとけんかしたときもあった

だけどそれは全部共感できたこの人がいたから出来る事

一緒に考え一緒に泣いて一緒に怒ることができたから

なんも寂しくなんかなかった

 

ありがとう

 

ありがとう

 

心で何度も繰り返した。

涙が出て全然言葉にできなかったけど

爺さんはまるで全部聞こえるように頷いてた。

 

 

 

「さぁかえろう」

 

ゆっくりとおばあさんを立たせて

ふたりは桃と一緒に家路に着いた。

 

ただおじいさんが一つ気がかりに思った点がある

目を開けたおばあさんの目が

それはもう鬼のような赤い赤い目だったことだ

 

 

続く

 

ネクスト オーガ’s ヒーント!!

 

 

「地下神殿」

 

次もまた見てくれよな!!

ハットリ 桃

posted by 天然水 at 02:17| 愛媛 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ネタのようでネタである | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
切ないような
それでいて
暖かくセンスに
溢れた貴殿の
読み物は僕には
まねできないよ。
うん  好み。
Posted by KIMERA at 2007年04月06日 21:00
おめぇすげぇな(; ̄▽ ̄)
Posted by グッチ at 2007年04月24日 08:44
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